あとがき
『漆黒のファントム』お読みいただきありがとうございます。
12〜15話くらいで収めるつもりがここまで伸びてしまいました(^_^;)>
途中、私生活が多忙な状態になったのと現在放送中の某ガンダムと設定が一部かぶってしまい展開を変えようか
と試行錯誤。結局、考えた割りには結局、特に変更もしないまま書き切ってしまいました。
『漆黒のファントム』は、まずロウ・モリガンの設定があってミナが出来ました。「Zガンダム」に登場人物フォウ・ムラ
サメが元ネタです。ロウのネーミングは実在の二重人格者ビリー・モリガンからとりました。「12人のビリー・モリガン」
という本が出版されてます。多重人格の不可思議な状態が書かれたフィクション。ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」
(ファンです)でもギャグとしてセリフに取り込まれてました。
ミナは戦闘兵器のパイロットらしくないキャラにしていこうと思って書いたキャラです。『漆黒のファントム』はミナとロ
ウが主役と思ってますがやはりミナの方に比重が偏ってしまってます。手を入れるとしたらロウのとこをもうちょっと書
き足したいかな?
他に書いていて面白かったのはレイチェル・ライス中佐。巡洋艦エイプリルの艦長で艦長らしからぬ行動をする人。
周りを翻弄しながらも締めるとこは締める…という設定で書いてます。あまり引き立ってもバランスが悪くなるからでき
るだけ控えめしといた感じがあります。最初、作戦指揮官であるリケンベ中佐と恋に落ちるという設定でしたがパイロ
ットと上官の恋の方が様になると思い、ガンダムパイロット、デイモン大尉との関係に差し替えてしまいました(-_-;)
まあ、どちらも脇役なので重視していたわけではありませんけど結構、展開に悩んだかも。
パイロット仲間のハーネットは前半活躍の場がなかったので終り頃に書き込み増やしてます。彼の存在意味をださ
なければと思いミナに関わらせました。ちなみに彼の後半の役割はデイモン大尉にやらせようと思っていたもので
す。
敵サイドの面々はどれも不完全燃焼でした。短編なのであまり描き過ぎても分かり難くするだけと思いつつも、つい
調子に乗ってしまって……ルントヘット大佐はロウ側のデイモン大尉にあたるのでもう少し描きたかったです。これは
ロウのファントムの人格が彼に従う理由にもリンクする筈だったので。
ゲルググ改とのコンビのモビルアーマーのパイロット、ミハエル・ヘンデも不完全燃焼。少年でファントムを慕い常に
ゲルググをカバーする彼の名前は某ドイツ人ファンタジー作家からとってます。ちなみにジオン残党サイドの名前はド
イツ系にしてあります(ロウだけは別)。24個のビット(ファンネル?)を操作するのは書いていてちと無理があると思
いましたが書き直しをせずに通しました。不安定な人格はファントムと同じ。ファントムとの関係を今流行りの"BL"を
におわせてこうと思いましたが自分には無理! でもミナへの敵意はイコール嫉妬です。
リケンベ中佐は予定外に書き込み過ぎたので書き直し、結構いれてます。ライスとの恋も親友でイモンに譲りーの
最後は立場を悪くして終わるというちょっといい事がないキャラ。最初、リケンベの視点で物語の進行をしようと思って
いたけど地味な脇役が前に出すぎても分かり難くなると思い途中から扱い変えてます。
モビルツーツたちは戦闘機を意識して書いてました。
『ガンダムORIGIN』でティム・レイ博士に語らせていた「モビルスーツは戦車であり戦闘機」のセリフにモビルスーツの
コンセプトを感じてました。地上戦では戦車。宇宙戦では戦闘機的な感覚で書こうと決めてました。ドキュメンタリー映
像や古本屋で集めた専門誌からパイロットのコメントや戦闘機の特性を参考してます。スラングとして書いたものの中
には実際の設備等のスラングを用いてたりしてます。物語の初めに登場する模擬訓練施設は実在の米陸軍の模擬
訓練施設がモデルです。
さて物語の大きな流れは (ファントムとの初戦)→(敵の活動とミナたちの準備)→(ファントムの捕獲作戦)
中盤、余分は所が多すぎると感じているので時間がある時に中途半端なキャラやシーンは削除して物語を整理し
てこうかと思ってます。
エンディングは静かに。ゆったりとした終り方をしたかったのでこんな感じです。
"月"の表現はミナの心を描いたつもりです。
というわけで『漆黒のファントム』終りです。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
delta66
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